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インプラントを用いた豊胸術は、比較的簡単にバストのサイズアップが実現できる反面、カプセル拘縮によるバストの変形や痛み、インプラントの破損・液漏れ、細菌感染や皮膚壊死などの健康被害を引き起こすことが知られています。また、上記のようなトラブルが起きていなくても、インプラントによる豊胸術を受けた方の多くは、異物が体内に入っていることへの不安感を抱えています。
このような問題点があるため、インプラントを挿入した3人に1人が、10年以内にインプラントを抜去しているのが現状なのです。日本より多く豊胸術が行われている米国では、なんと毎年約5万人の方がインプラントを抜去することを余儀なくされています。しかし、インプラントを抜去するとバストの萎縮や変形が起き、形状の悪化を招きます。そのため、インプラントの危険性を認識していても、再度インプラントを移植する方も多いのです。
インプラントの抜去とCAL組織増大術の同時手術では、人工物の代わりにご自身の脂肪をバストに移植します。インプラントを抜去してもバストサイズの大幅なボリュームダウンはなく、柔らかく自然なバストが永続します。インプラント抜去と同時に移植した脂肪の約8割が定着し、インプラントを挿入していた頃とバストの大きさがほとんど変わっていない例もあります。


術前は、カプセル拘縮によってバストの形状が変化し、いびつな形になっていました。シリコンバッグの抜去と、CAL組織増大術を行ったことによって、ティアドロップ形の自然な形のバストになりました。

下のグラフは、手術後のバストの体積の変化とバストトップの高さの変化を示しています。220mlのシリコンバッグと、インプラント挿入によって形成された20mlほどのカプセルを除去し、230mlの脂肪を注入しました。注入部位のバストの体積(ボリューム)もトップの高さも、術後(0日以降)に大幅な減少はありません。
すなわち、カプセル拘縮によって起きていたバストの局部的な盛り上がりが解消され、全体的にボリュームを増して自然な形のバストになったことを示しています。
